先生が好き
家に帰ると…お母さんはまだ帰って来てなかった。
しばらくすると、お母さんが帰って来た。
「亜果梨!?あんた、学校は?」
「サボっちゃった。」
「サボっちゃった、じゃないわよ!今から学校行きなさい。」
「今から行ってももぉ終わりだし…あっどこいってたの?」
どこかなんて知ってる。
けど、あえて知らないふりをして聞いた。
「えっ!?あぁ…買い物ついでに…カフェで…」
お母さんは少し動揺した口調で話した。
なんで、動揺してるの?
「お母さん…?どうしたの…?」
お母さんはあたしの言葉を無視し、二階に慌て上がろうとした時…
――バサッ…
お母さんがカフェで受け取っていた封筒が落ちた。
あたしは拾い上げた…。
中には手紙…。
「亜果梨!?だっ…」
あたしは手紙を出した。