先生が好き

しばらくして、先生が車であたしを迎えに来た。


あたしは、先生の家に泊まり…

翌日は仕方なく、家に帰った。

「亜果梨!?あなた…どこに…心配したじゃない!
もぉ、帰ってきてくれないかもって…」

「ゴメンね…。……お母さん…。」


お母さん…

そう、あたしは言った。

育ててくれたのには違いない。

あたしのお母さんは…

1人だけ…。


そう思えた。

先生のおかげ。

昨日は付きっきりで

あたしを慰めてくれた。

先生も親がいないから…

わかってくれた。

先生ありがとう。
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