先生が好き
クリスマス
そして、クリスマスの日
あたしは朝からソワソワ
落ち着かない。
「何してるの亜果梨?」
お母さんもわかったみたいだった。
「だってなんか今日先生とデートだから緊張しちゃって」
「落ち着きなさい!あんた…なんか服装へんよ…。」
鏡で見てみたら…。
フリルワンピースに
ボアのジャンパー
でブーツのはずなんだけど…
んー…なんかが違う。
あたしはあわてて着替えた。
ちょうど、先生が来た。
「亜果梨!見えたわよ!」
「はぁ~い!」
玄関に先生がいた。
ルンルンな気持ちと恥ずかしい気持ちと混ざって
なんだか、緊張してる。
「亜果梨行ってらしゃっい。」
「うん♪」
「さっ行こうか。」
先生に手を握られ
あたしは照れながら
車に乗った。