先生が好き
別れてから一週間が過ぎた。
「ちぃ、今日帰らない一緒に♪」
「いいよぉ♪」
久しぶりにちぃと帰る事にした。
凄く新鮮な気持ちになった。前はよく、ちぃと帰っていた。ふたりでコートのポケットに恋人同士みたいに入れていた。
「ちぃーぃ…やっぱり親友と帰るのが一番だよ」
「そうだね…」
沈みかけたオレンジの夕日で空は綺麗なオレンジだった。
そんな夕日を学校の近くのベンチに座ってみていた。
「ちぃーぃ…恋って…なんだろうね…?最近あたし…分からなくなってきた。」
「いろいろありすぎたもんね…」
「うん…」
あたしは夕日をみながら…過去を振り返った。
恋って何か思い出せない
あたし…
ちぃだけは…
いつも…聞いてくれる。