先生が好き

卒業式が終わり教室で担任からたくさん話をされた。

それも終わり、帰っていくものもいれば、

ずっと話してたり、抱き合って泣いたりしている子もいた。

あたしはちぃと慶吾君と話していた。


ずっと、この学校に残っていたい気分だった。


高校卒業したら

青春が終わってしまうって思った。

10代は青春。

高校が一番華やかな年頃。
だけどもぁ終わってしまう。

そう思うと…切なくなった。


しばらくちぃ達と話していると…

「神崎…。いいか?」

あたしを呼んだのは…

仁志君だった。
< 194 / 201 >

この作品をシェア

pagetop