先生が好き

仁志君は悲しそうな笑顔を見せて…いなくなった。

さよなら。



あたしは、先生の元へ走った。


「先生~!!」

「おぉ!亜果梨卒業おめでとう!」

先生は抱き締めてくれた。

ここじゃヤバイよ…!

「先生…ここじゃヤバイよ…」

「亜果梨、お前卒業したじゃん♪」

あっ…そうだよね。

ついくせで。
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