先生が好き
あたしは…ドンドン暗い部屋に閉じこもり…内側から鍵をかけた。
そして…深い海の底に落ちていった。
~♪~♪~
ちぃ…だ。
あたしは電話に出た。
〈亜果梨…大丈夫?〉
「う……んっ…」
ちぃの優しい声にまた涙が溢れた。
〈亜果梨…泣いてるでしょ?〉
「うん…」
ちぃ…助けて…。
この孤独からあたしを出して…お願い。
〈亜果梨…今日放課後あのベンチで待ってる。〉
「うん…絶対…行く。」
ちぃ…あたし…ちぃがいないと、もぉダメだよ。