先生が好き
夕日のせいなのか…
千郷の言葉が凄く…
嬉しくてなのか…
わからなかったけど…
涙が止まらなかった。
先生と別れてから…
涙腺緩みっぱなしのあたしの目は、真っ赤だった。
「ちぃ…ホントにありがとう…。明日は目が大変な事になってるから…学校休む。だけど、明後日からは頑張る。」
「うん…。待ってる。」
「ちぃは…心の友だよ。
つまり、心友だね…。」
「うん…亜果梨もだよ。」
そう言って…
ちぃとあたしは帰った。