先生が好き
あの日から…だいぶ経ち、
6月下旬。
毎日、暑い日が続いている。
「ちぃ~暑いよぉ~」
「うん…そろそろ、彼氏マジで見つけないと…お祭りも花火も女2人で寂しく行くことになるかも。」
「そうだね~、でもそうなったら、あたしはちぃと2人で楽しんじゃうよ!」
ちぃは少しニコッと笑いあたしの頭をくしゃっと撫でた。
「いいこと言うじゃん♪
今年は、彼氏できてもできなくても、2人で行かない?」
「それいいねぇ~♪」
少し遠い話をしながら、笑い合っていたけど…
彼氏とか…お祭りや花火大会の事を聞くと…
先生とお祭り行きたかった…って思ってしまう。
今…まだ暗い部屋から出れていないあたし…。