先生が好き

仁志はしばらく無言だった。

部屋には…物音さえなく…
静かだった。


そして…長い沈黙を

仁志が破った。

「知らなくてごめん!でも、俺はお前が好きだから…レイプされた身体でもいい。好きなのには変わりないから。」

仁志…


仁志からの言葉を聞き…

涙が溢れた。

「ありがとう…仁志…」

仁志はあたしを抱き寄せた。

「泣くなよ!俺…お前が怖くてなくなるまで…待つから!!」

「うん…ありがとう!仁志…。」


ありがとう…仁志…。

こんなあたしを待ってくれて。

いい彼氏をあたしはもったな…って思った。
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