先輩、こっちを向いてください
「違うってば。私がモテるわけないでしょ」


私なんか、ただの地味子じゃん。


こんな子を好きになってくれる人なんて滅多にいない。


「無自覚は困るー」て美優は言うけど。


なにに自覚をしてないんだろう。






「ちょっと行ってくるね」

と、美優に言うと


「先に先輩のとこ行ってるよー」


と言いながら外へ。



「で、私に何の用でしょうか…?」


男の子を見つめるとなぜか顔が真っ赤になった

< 13 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop