眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
「・・何やってるのですか。村安先生。」
村安先生は、オロオロとしていて落ち着きがなかった。
「・・何か・・何か私は忘れてるんですよ!!それを思い出そうと・・」
とブツブツ言ってる村安先生。
・・この人本当に先生なのですかね。
「・・親に連絡・・・とかですか?」
「!!そうそう!!親に連絡!!流石、宮藤!!!!!」
と言ってバタバタと電話へ向かっていった。
その時、
「大丈夫ですか!?何があったんですか!?」
「1年の如月歩雨が病院へと行ったと聞きましたが!!」
と、野次馬のように先生たちが集まった。
僕は、荻無里先生に説明してもらおうかと思ってキョロキョロと周りを見るが、荻無里先生はいない。
あぁ。タイミングが悪い。
外を見ると、荻無里先生が救急車に乗り込もうとしていたところだった。