眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
「・・・羨ましかった。貴方が色んな人に愛されているのが・・私は猫被ってまでしないと人気が出ないって言うのに・・貴方は素で皆に愛されてて・・何でも持っていて・・妬ましかった。なんでも・・手に入られて・・悔しかった。だから・・・」
「虐めたのね」
と沙月ちゃん。
そう思われてたんだ・・・。
「でもね、歩雨には――」
「沙月ちゃん、私が言う・・」
「そう。」
「あのね、私は皆から愛されているか実感湧かないけど・・私の大切な人からは愛されてなかったんだよ。」
「え?」
と驚いているあやめ。
それを無視して、話し始めた。・・過去を。