眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
「・・ハイハイ。分かったよ。まず席戻ろうか」
うぅ・・
「あ、そうだ。酉概さんさ、停学だって。」
「えっ・・何で?」
停学・・ってあの・・数週間学校来ちゃダメっていうアレ??
「当たり前でしょ。だって、虐められてたじゃんあんた」
またあんた扱い・・
「まぁ・・数週間で帰ってくるでしょ」
・・だよね!
「だよね!!やった!!はっやっくあやめ学校来ないっかな~~。」
「(歩雨、頭イカれているの?)」
と、少し呆れ気味の沙月ちゃん。
そんなの今の私には関係無い。
「HRはじ……何やっているんだ?如月…。」
先生が、引きながら私に言った。
そりゃあ、誰でも思うはず!
私、今バレエをしているのだから。それもその顔がいつもの私の想像を絶する表情だったから。
皆は、笑っている。
ではなくて、
私の顔と行動を見て、笑えないくらいドン引きしていたんです
まあ、私には皆の顔見えなかったから分からないんだけど……
これ全部沙月ちゃんが後で教えてくれた情報。