眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
「・・はぐれないようにです。・・どこかへ行くと・・こ・・困りますから」
顔を真っ赤にして噛みながら必死に言う宮藤君は、
・・超可愛い。
「クス。はぐれないようにでも嬉しいし!!」
そう言って、ぎゅっと握り返すと、驚いてこっちを見る宮藤君。
「・・・何?」
・・別に変なこと言ってないよね?
ホントのことだし?
「・・いえ」
と言ってスタスタと歩く宮藤君。
・・歩き始めるとき、耳が真っ赤だったことは・・
・・本人には内緒。
「でっか・・・」
「水族館ですから。」
正論出ました。
「・・休日だから人多いね・・」
「・・そうですね」
そう言って私は繋いでいる手を力をこめた。