眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
私は、他愛の無い話をしながら水族館を回っていった。
「あ、これ、沙月ちゃんとアイツに買っていこ」
「・・アイツ?」
「うん。アイツって、幼馴染の皆原快斗。」
「あぁ。三長井さんと付き合っているっていう?」
「そうそう!そのアイツ!」
「・・なんでアイツなんですか?」
「・・・んーとね、嫌いだから。」
「直球ですね。」
「だって――」
ードン
会計に行こうとすると、誰かにぶつかってしまった。
「・・すみませ――」
「・・すみませ――」
「「!?」」
目の前の人を見て、驚いた。
だって・・・・・
「...歩雨」
「...駿」
・・元彼だったから。