眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完






私は、他愛の無い話をしながら水族館を回っていった。







「あ、これ、沙月ちゃんとアイツに買っていこ」






「・・アイツ?」






「うん。アイツって、幼馴染の皆原快斗。」







「あぁ。三長井さんと付き合っているっていう?」






「そうそう!そのアイツ!」






「・・なんでアイツなんですか?」






「・・・んーとね、嫌いだから。」






「直球ですね。」






「だって――」




ードン





会計に行こうとすると、誰かにぶつかってしまった。






「・・すみませ――」




「・・すみませ――」





「「!?」」






目の前の人を見て、驚いた。





だって・・・・・







「...歩雨」






「...駿」








・・元彼だったから。

< 256 / 421 >

この作品をシェア

pagetop