眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
過去2 歩雨side
私が、中2の頃...
「・・如月さん、俺と・・付き合って?」
「・・・え?」
・・この言葉が全ての始まり。
私に告白してきたのは、
日比谷駿(ヒビヤシュン)。整った顔立ち..いわゆるイケメン。中2なのに167cmの長身。学校1のイケメン。だけど女嫌いでクール。
そんな次元の違う人が私に告白するなんて嘘だと思った。
小さい時の過去から気を使って、素直になれずにいた。そして、この頃も。
「・・日比谷くん。・・・嘘・・だよね?」
「・・嘘に見える?」
そう言って、顔を歪ませる日比谷君。
「・・だって、学校1のイケメンで女嫌いと言われる日比谷君が・・ブスの私にこ・・告白するなんて・・ありえないじゃない」
「・・・(無自覚?)言っとくけど、嘘じゃねーし。本気だから」
その真剣な目に・・振るという言葉は浮かばず・・
「はい」
と気がつけば言っていた。