眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
「・・え?」
「・・だから、俺の事・・・好き?」
「・・なんで・・そんな事・・」
「・・・答えて」
「あ、もう、此処でいいよ?んじゃ、またね」
そう言って、私は駿から逃げて家に全力疾走した。
・・好き。なんて言葉私には・・言えない。
好き・・だけど言葉には緊張して・・・言えない。
付き合ってから、駿の過去も知った。
駿の過去はとても・・辛い。
・・だから、私は素直になりたいのに・・なれない。
付き合って一度も“好き”は言っていなかった。
それが・・原因で私達の仲が亀裂が入るとも知らずに。