眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
部屋に着くと、抱きあっていた。
俺は、一瞬固まった。
あの時、俺が固まらずに声をかけてれば…こんなことにならなかったのか?
次の瞬間、教室に降り注いでいた夕焼けの光が…重なった。
プツン
と、俺の中で何かが切れた音がした。
「・・・そうだったのか」
俺がそう言うと
焦った表情を見せた2人。
そりゃあ、焦るわ。
これ誰が見ても浮気現場って分かるからな。
すると、高橋の手が歩雨の肩に乗った。
そして、
「・・もし、そうだったらどうする?」
と言った。
バキツ
その音の後、目の前に高橋が倒れた。
俺が殴ったんだ…そう思った時には歩雨の手を引いていた。