眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
「宮藤には勝てそうにねーよ」
と言って僕の頭をくしゃくしゃにした。
「・・・僕に勝てる人なんて山ほどいますよ」
「あんまいねーよ」
と即答された。
「・・ま、頑張りな?如月を狙う奴なんてこの学校に何百十人ともいるんだからな」
・・・・ノーコメントで。
「おーい!!三浦―!!次だぞーー!!」
「あ、やべ。んじゃ、またな!!」
と言って、走って行った三浦君。
「・・そろそろかな」
そう言って、僕もまたグラウンドに行った。
この学校、無駄に大きいから2つのグラウンドがあって僕と三浦君は別々のグラウンドに行ったから三浦君のサッカーの姿は見れなかった。
2つのグラウンドに休憩場所が1つって可笑しいと思う。
ピ―――――!!!!
試合のホイッスルが鳴った瞬間僕はボールへと走った。