眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
「とにかく、今日は帰るわ。三浦、行くよ」
「おう!!歩雨ちゃん、お大事に~」
2人が出て行った病室は、
他の病人の喋り声が聞こえるはずなのに
私には聞こえなかった。
『・・もういいです』
この言葉が心に深く・・深く突き刺さった。
宮藤君のため・・が逆効果だったなんて・・ね。
私はどうすればいいんだろうね。
言うか
言わないか
その2つの言葉がずっとぐるぐると回っていた。
歩雨side終わり