眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完





「・・まず、そこの席にこれ、持ってって」



「了解しました!」



そう言って、数本のジュースを持ってった。



「ジュースでございます」



「おおお~!!やば。超可愛いじゃん」



「ねぇ。キミ。名前なんて言うの?」



・・名前?



「それは、お店に関係ないで・・わっ」



いきなり腕を引っ張られて椅子に座らされる私。




「・・ねぇねぇ。良いでしょ?教えてよ」




「えと・・名前は、如月歩雨です・・」


渋々言った。



「可愛い名前だねぇ~。これから一緒に回んない?」



「え・・いや、お店があるので・・」



「ねぇ~いいでしょ?」


そう言って、肩を組んでくる男。



うぅ・・・。



「すみませんがお客さん。キャバクラじゃないので触れないでくれません?」



・・さ・・沙月ちゃん。



「・・キミも可愛いねぇ~。キミも一緒に抜けない?」



「お客さん。私の言うこと聞いてます?あたしも歩雨も店抜けないので離してくれません?」



「えぇ~。一緒に抜けようよ~」



・・む・・無理!!


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