眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
自己紹介 歩雨side
入学式が終わって・・今は教室・・。
隣には、あの宮藤君が。
心臓が、ドクドクと今にも宮藤君に聞こえそうなくらい音を立てている。
周りでは、私を見てコソコソと話しているクラスメイト。
――ガラ
教室に入ってきたのは、若い男の先生。
・・確か・・・・
「1年1組を担任することになった宮田だ。宜しく。」
黒髪の3対7で分けててワックスで固めている。
そして、目は二重の切り目でスッと通る鼻筋、口は薄いピンク色。
うん。なかなかのイケメンさんじゃない?
クラスの女子は顔が真っ赤だ。
「んじゃ、自己紹介順々にしていって。最初は、阿地田から。」