眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
如月さんを見てみると、青い顔をしている。
「ハイ。」
そう言うと
「て・・徹夜はさ、その・・体に悪いから―――」
焦っている如月さんに実さんが一言。
「んじゃ、留年しなよ」
「・・たまに毒舌になるって、ホントだったんだ」
とボソっと言った三長井さん。
それを聞いたらしい実さんは
「毒舌になるのは歩雨のためだけどね」
そう言わないとやらないから。と付け足して。
「・・・やる!!て・・徹夜でも何でもする!!」
「ほらね」
「頑張ってね。歩雨ちゃん」
「うん!!」
「んじゃ、俺らは下にいくから皆さんごゆっくり」
「ではまた」
そう言うと2人は部屋を去っていった。
「・・よ・・よぉーし!!やるぞ~!!宮藤君!教えて!!」
・・結局自力でやるっていう手段は無いんだね。
「そうですね」
そう言って僕たちは勉強を再開した。