眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
「久しぶりだね。歩雨ちゃん」
・・・まぁ。確かに・・。
「・・はい。・・で用件は?」
碧先輩の顔は直接見れないので俯いて喋った。
あれをおもいだすから。
「単刀直入だね。あのさ、今から話せない?」
・・・。
「すみません。今日はちょっと・・」
「そう。んじゃ明日放課後屋上に来て?」
・・正直行きたくないな。でも先輩だから拒否は無いだろうな・・
「・・分かりました。」
「んじゃ。また明日ね」
そう言って去って行った。
最初から最後まで先輩の表情は分からない。
先輩が切なそうな顔をして私を見ていたということも・・。