※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。
「南、大丈夫か……?」
佐伯くんに声を掛けられ、
奏の背中を追っていた目を佐伯くんに向ける。
「うん!
七尾くん、酷いよね……。ごめんね。」
「なんで南が謝んの?」
「え……あ、そうだよね。
なんでだろ……アハハ……」
だって、奏が怒ったのって、
完全に私のせいだし。
私が……佐伯くんと仲良くしてたから……。
ん?
なんで佐伯くんと仲良くしてただけで奏が怒るわけ?
これ、全然私悪くないし。
結局は全部奏だけのせいだよ!!!
奏に悪かった、なんて思うんじゃなかった!