※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。




そして昼休み。


私は優花直伝の作戦を今まさに実行に移そうとしている。



「そ、奏っ!!」


「何。」



朝誘われたことでいつも以上に照れる……。



「あ、あの、ちょっと空き教室に行きません?」


「空き教室?なんで?」


「込み入った話だから。」


「しかたねーな。」




奏は渋々といった感じで着いてきてくれた。



視線の片隅でキャッキャ言いながら喜んでいる奈央と優花がいた。




やっぱりふたりともちょっと楽しんでるなー!!




私は奏を連れて近くの空き教室に入り、

扉を閉めた。






< 175 / 304 >

この作品をシェア

pagetop