※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。




「奏(ソウ)。」


「……んー……何。」



声の主はのっそりとベッドの上で体を起こした。




ん?

『奏』?



七尾……奏……

って……




「お前の世話係となったメイドだ。

可愛いだろ。

南 栞奈ちゃんだ。」



「……南……栞奈?」



バッチリと合った目。



な……

七尾 奏!!!



お、おんなじクラスの!?



嘘!

嘘っ!!




私は驚きを口に出さないことで必死だった。





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