※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。
「えへ、可愛いだって。」
「よかったな。」
あれ……
言い方にちょっとトゲが……
奏の表情を覗くと、
チラッと冷たい視線をぶつけられた。
怒らせた……?
「ご、ご飯食べて早く行こう?」
「ああ。」
私と奏は向かい合って朝ごはんを食べた。
奏は、
私の格好どう思う?
全部奏のために
したんだよ?
ちょっとでも可愛い、って思ってくれてる?
女の子として意識してくれてる?
そんな淡い期待を抱いてみる。
今日はきっと素敵な日になる……よね?