※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。
結構デートっぽいよね!?
幸せだなぁ
「なにニヤニヤしてんだよ。」
「だって楽しくって……」
「良かったな。」
奏は棒読みでそんなことを言う。
「奏は楽しくないの?」
「……たのしーよ。」
なんかうさんくさ……
奏の顔を覗き込み、その真意を探る。
「ホントはもう疲れたとか思ってるんでしょ!」
「うん、疲れた。」
「っ!バカバカ!思ってても言うな!」
「ま、栞奈がまた可愛くおねだりしてくれたらもうちょい遊んでやるよ。」
お、おねだりってこの間の?
あ、あんな恥ずかしいの……
やれるわけない……
なんて言ってられない!
まだ14:00くらいなのに帰るなんてつまんなすぎだよ!
私は照れながらも、奏の服の裾を掴んだ。