※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。
行かないで
無事バレンタインを終え、
奏とは今まで以上に仲良くなれた気がする。
なんか毎日が幸せすぎて……
ずっとずっとこんな日々が続けば……
って!
まさか奏と結婚するわけじゃないし!!
結婚……
「ああもう!早く掃除しちゃお!」
考えてるだけで恥ずかしくなって、私は大声で掃除宣言をした。
「おねーちゃんお仕事?」
「そうだよ!今日もマッハで終わらせるね、さくら!」
「うん!頑張ってね!」
私はさくらを部屋に残して、奏の部屋へ向かった。
今日は金曜日だから、これが終わればとりあえず週末だ!
ま、週末にも仕事はあるけどね。
やっぱ気持ちは楽になる。
気合いを注入して、私は奏の部屋の扉を開けた。