※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。
それから5日間、
私は奏と事務連絡くらいでしか話さなかった。
触れることも
なかった。
なんとなく気まずくって
申し訳ないような気分になっちゃって。
そうして明日がおじさんの帰ってくる日となった。
「じゃあ……部屋の掃除するから。」
「……俺、コンビニ行ってくる。」
「え……あ、分かった……。」
いつまでこんなの続くんだろ。
まるでケンカしてるみたい。
お互いが好きだからこその答えだったのに。
手際よく掃除を終え、私は自分の部屋に戻った。