※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。




「まじか、知んねーの?」



次の瞬間、

耳許に奏の息が触れた。



「俺の18の誕生日。」



「誕……」


耳許が熱くなる。


しかも知らなかった……。

情けない……。



「じゃあ誕生日パーティー!?」


「バーカ。

18っつったら……」



車が停まった先……



「え……ここ教会……?」



「結婚。だろ?」



キュンッ…



まさか……



「今から。行くぞ!」




「は、ハァ!!?」





また奏に手を引かれ、私たちはその教会の中に入った。






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