※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。




「長い間待たせて悪かった。

俺が18になった今日にサプライズで結婚式挙げたくてさ。準備してた。」


「いいよ……」


「1年前言ったけど、もっかい。


……結婚しろ。」



ああ……



バカみたいになんも変わってない。



でもやっぱそういう奏が



好き。




「はい……っ」



幸せ過ぎて、嬉し涙を目に貯めながら、

私は今までで一番素敵であろう笑顔を浮かべた。




奏もまた笑顔だ。


私と笑顔を近づけ合い、


「では、誓いのキスを。」


唇を重ねた。




周りから「おめでとー。」という声と共に拍手が聞こえた。



誓いのキスを終え、奏は私を包み込むように抱きしめた。






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