※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。




「さ、旦那のところへ行きなさい。」


「はいっ」



おじさんのもとを離れ、

ふてくされてる奏の隣に立った。



「奏。

ホントにありが…んむッ」


お礼を言おうとしたのに、なぜかキスで唇を塞がれた。



「……ん…奏……」


人前なのにー!



「……いいか。

お前は俺の嫁だけど、その前にメイドだ。」



「う……はい……」



「っつーわけだから。

ジュース取ってこい。」



「え!?なにそれ!」



「行け。メイド服まで着てんだろーが。」



コイツ!!!


「もー!分かりましたよ!ご主人様!!」




結局

結婚したって、

離れたところに住んだって、



俺様甘々ご主人様は永久不滅でご健在。


※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。
ただし私限定。









Fin.
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