なにも知らない2人

もっともっと……



いつか
心理テストをしたあたし

何回もしたあたしに


受信
「いい加減心理テストばっか勘弁してくれんかな〜」


貴方は女の子が
関係してくるテストは
はずして普通のやつは
答えてくれた…


送信
「ごめん…心理探られるとか嫌やんなぁ」



心では

「まずい答えでもあるの?」

「他に好きな子いるとか」


聞けないあたし…

こうゆうところが

貴方を知らない証拠


きっと
あたしが知ってる
貴方は別の貴方よね…



友達や周りの人が
知ってる
貴方とは別の貴方…


なにも知らないあたしは

一人底なしの考えを
暗い部屋で広げる



「好き」

言ってくれるのは
すごく嬉しい…


だけど
どこか嘘の様な気がしたりする…たまに…



ただからかって
言ってるんじゃないかとか


ただ適当に
言ってるんじゃないかって



貴方の周りには
きっと沢山の
綺麗な人がいるんだろう

きっと
ものすごい魅力を
持った人がいるだろう


そんな中
あたしと話してくれてる事


それだけであたしは嬉しい


可愛いだなんて
心から思ってくれなくてもいいの……


愛しいとか
考えなくてもいい……



ただ…

貴方と話したい


そんな事を思う

この夜なのです……



< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop