なにも知らない2人

離れてく
貴方を素直に
追えないのは……


あたしが貴方を知らないから……


可愛く我儘に
引き止めるなんて
出来ない……


あたしは
貴方の……


なんでもないから……


恋人でも…
友達でも…


もしかしたら
顔見知りレベルかも知れないな……


あたしが
あなたの

名字



いろんな事を
もっと沢山
知っていたなら…


貴方を
繋ぐことが出来たのかも…



…言葉に出来ないのが愛さ
言葉では君を繋げない
行き場ない愛が
止まらない……

傘を捨てて空を見上げてた…


「最後の雨」より……



本当にそれ

言葉なんかじゃ
表わせなくて……

貴方を繋げない…


この
雨の中

一人傘をささずに

走る勇気もあたしはなくて


黙って
貴方を待ってる…


「しんど……」

たまに思うけど

貴方を想うと
こんな時間は……


小さい小さい
もくずだよ………




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