緑ヶ丘高等学園、探偵部、事件手帳その1





「と、いう話です、」



と、愛が二人に軽く説明すると
部長が二人に、



「侑くんには、特別棟三階、二階に部室がある部活…えっと、演劇部と、料理研究部、吹奏楽部、と、生徒会にも、話を聞いてきてほしいねん、内容は、【昨日の五時半ごろ、廊下で話し声や、大きな音を聞かへんかったか。】で、お願いな。成ちゃんには、倉内桜子さんが、どんな生徒やったかを調べてほしい、ブログとか見つかったらありがたいわ。」



「「了解です。」」



「夏くん、愛ちゃんはこっち来て。」

「はーい。」

『はい。』



愛が紙とペンを持ってソファに座ったので、僕と部長は机を挟んで向かいのソファに座った。



「愛ちゃん、何回もごめんやけど、詳しく話してくれる?」

「はい。」

「夏くんも、気になることがあったら質問して。」

『はい。』




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