カルチャー
 * * *

そもそもの発端は3ヶ月前のことである。

「あー、今日も疲れたなあ…」

腕時計に視線を向けると、夜の9時を過ぎていた。

ここ最近、毎日のように続いている残業に私は息を吐いた。

重い足を動かして、自宅へと向かっていた。

「どうしようかな…。

さすがに今からは無理だよね…」

今日もコンビニ弁当を買って帰るかと思い、足を自宅からいつもお世話になっているコンビニへと変えた時だった。

「この浮気エラヤロー!」
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