桜舞う季節に ー君が教えてくれたことー



私は、軽い足取りで


料理に使う材料を持って

沙耶の家まで行った。


沙耶の家は、

2階建ての可愛らしい一軒家。



♪ピーンポーン


インターホンをならすと、

待ってましたと言うように

沙耶が扉をガチャリと開けた。


「絢香!おはよう」


「おはよ、沙耶」


「どうぞどうぞ、あがって!」


「おじゃましまーす」




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