桜舞う季節に ー君が教えてくれたことー



私が男だったら、

絶対好きになってたな。


鈴香と沙耶が本を読みだしたので、

私は涼の病室へ向かった。






コンコン。


あれ......?

...........返事がない。


コンコン。


やっぱり、返事がない。



私は扉を勢いよく開けた。



「涼......?」


 
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