BeautifulWorld
「実はさ…」




……ぼくはさっきの

出来事を全て

アミに話した―。


「あーなるほどねー…」

さっきの現場に

居ない癖に全て解った

ような顔をするアミ

「じゃああまり大きな問題にならないようにすぐに終わらせよっか!!」



「う、うん」

そんなアミに圧倒

されてしまうぼく

「じゃあ―…有限実行!!」


アミはそう言うと

客室から出ていく―。

ぼくも遅れないように

アミに着いて行く

急ぎ足で廊下を歩き

ぼくの部屋に着く

さっきと同様に

まだ黒羽はぼくの

部屋にいた

「あ…ルイ様にアミ様…やっぱりケーキを食べたのはルイ様なんじゃ…」



まだ黒羽の顔は

般若以上の顔をしている

「だから!!「黒羽…今からケーキを食べた犯人が解るからついてきて」



ぼくが言おうとした事を

阻止するアミ

「本当ですか…?」

疑いの表情があるが

どこか期待している

黒羽の顔―…。




< 17 / 26 >

この作品をシェア

pagetop