いつかまた、どこかで。
1章

秋から夏へ




〖陽side】


「ふぁ…」

思わずあくびがでる、土曜の昼下がり。

僕は縁側に寝転び、日光を浴びながら瞼を閉じようとしていた。


「ハル、ハル!」


…ハル、とは僕の名前。

そしてこの声はじいちゃん。


頼まれるのが面倒だと思った僕、大谷(オオタニハル)は、そのまま狸寝入りをした。


「ハル?
なんじゃ、寝とるのか。」

「………」

「そうかそうか、よーくわかった。
ならこのワシが、」
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

〔B L〕朽ちた無花果
㌦㌦/著

総文字数/32,399

その他79ページ

表紙を見る
【BL】ガーベラの隙間に。∥たんぺん∥
㌦㌦/著

総文字数/10,418

その他12ページ

表紙を見る
〖短編〗アオゾラ。―101ページの思い出―
㌦㌦/著

総文字数/41,601

恋愛(学園)114ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop