君とふたり暮らし。
②潤 ――会いたい。
あの日以来初めて芦田くんと会った。あの日―――そう、芦田くんとキス、しちゃった日。ってゆっても1日ぶりだけどね。今日はお昼の休憩も、夕方の休憩も一緒じゃなかったな。ちょっと残念。でも、メールが入ってた。ご飯行こって。二人きりじゃないけどね。私、芦田くんのことちょっとだけ意識してる、かも。一緒にいたいような気もする。んー‥、よくわかんないや。
勤務が終わり、芦田くんと奥村さんといつも行く中華料理屋へ入る。安いし、メニューも多いしね。今日は生ビールも頼んだ。奥村さんも。芦田くんは飲まない。
「あー疲れた!やっぱ、仕事の後のビールは最高。」
「オッサンみたいだよ、佐倉さん。」
奥村さんに笑いながら言われた。そう言う奥村さんも、ビールを飲んだ後、あぁ~って。自分もオッサンじゃん。
勤務が終わり、芦田くんと奥村さんといつも行く中華料理屋へ入る。安いし、メニューも多いしね。今日は生ビールも頼んだ。奥村さんも。芦田くんは飲まない。
「あー疲れた!やっぱ、仕事の後のビールは最高。」
「オッサンみたいだよ、佐倉さん。」
奥村さんに笑いながら言われた。そう言う奥村さんも、ビールを飲んだ後、あぁ~って。自分もオッサンじゃん。