君とふたり暮らし。
 私達はお酒を少し飲んでワイワイ話した。サトシくんはお酒は全くダメみたい。男の友達はたくさんいるけど、お酒がダメな人って初めてかも。芦田くんもあんまり好きじゃないって言ってたしね。
 いつの間にか、ハルナは眠いと言ってまた勝手に布団に入って寝てしまった。サトシくんも疲れたと言って、床で寝ちゃったし。また芦田くんと二人、になっちゃった。私達は、ごく自然にぴったりとくっついていた。友達が近くで寝てると思うと余計にドキドキするね。
「二人とも寝ちゃったね。」
「うん。時間大丈夫?明日仕事は?」
「あるよ~。あ~、休みたい‥。けど行かなきゃ‥。」
「寝なくていいの?」
「平気。ハルナと遊ぶときは大体いつもオールだから。」
 次第に無言になり、自然とキス、した。何回も‥。まるでいつもそうしているかのように、恋人同士のような時間だった。今日はちょっと、エッチな事も‥。
< 29 / 44 >

この作品をシェア

pagetop