ぼくはねこ
ぼくはねこ
大きな人が見てるよ。 こわいよーこわいよー。 ママ、どこにいるの? どうしてきてくれないの? さびしいよーさびしいよー。 いつまで待ってもママはこなかった。 でもぼくはもう大丈夫、大きな人が新 しいママになってくれたから。
大きなママは僕を小さな箱に入れた。 暗くて怖いよー。
だから僕は鳴いた。 ママが箱から出してくれたよ。 そして言ったんだ。 「さびしいかもしれないけどごめんね 」 でも僕にはまだわからない。だから鳴 くんだ。
ママが僕に名前をつけてくれたよ。 「とらきち」
その日、僕の入ってる箱がゆらゆら揺 れた。 大きな人がいっぱい見えるよ。 こわいよー。 どこに僕を連れて行くの? こわいよー。 ママが僕を外に出してミルクをくれた よ。 お腹いっぱいになった僕は眠っちゃっ た。 次に起きたら違うおうちだった。でも ママは変わってなかったよ。
さぁ新しいお家の中を大冒険。
少し大きくなったよ。だからいろんな ものがおもしろいんだ。 僕のお気に入りは長い木の棒とぬいぐ るみのしっぽ。 そして、ときどきママの足を噛んで怒 られる。
大きなママは僕を小さな箱に入れた。 暗くて怖いよー。
だから僕は鳴いた。 ママが箱から出してくれたよ。 そして言ったんだ。 「さびしいかもしれないけどごめんね 」 でも僕にはまだわからない。だから鳴 くんだ。
ママが僕に名前をつけてくれたよ。 「とらきち」
その日、僕の入ってる箱がゆらゆら揺 れた。 大きな人がいっぱい見えるよ。 こわいよー。 どこに僕を連れて行くの? こわいよー。 ママが僕を外に出してミルクをくれた よ。 お腹いっぱいになった僕は眠っちゃっ た。 次に起きたら違うおうちだった。でも ママは変わってなかったよ。
さぁ新しいお家の中を大冒険。
少し大きくなったよ。だからいろんな ものがおもしろいんだ。 僕のお気に入りは長い木の棒とぬいぐ るみのしっぽ。 そして、ときどきママの足を噛んで怒 られる。