ラベンダー荘(失くしたものが見つかる場所)
「みんな」
私は可笑しくなって笑いながら言う。
「なんだか、顔が違うよ」
信也、アキラ、かおり、私。
それぞれが互いの顔を見合わせる。
「ほんとだ」
「でしょ?」
「顔だけやせた?」
「うーん、雰囲気が違う?」
そこへ、後ろから康孝がラムネのビンを持って現れた。
「余計なものが体から出たんだよ」
「サイダーだ!」
信也とアキラが康孝の腕から、水色のラムネをひったくる。
「そこの売店で一本300円で買った。」
「高!」
康孝は私とかおりにもラムネを渡す。
「途中の自動販売機の値段が、上に来るほど高くなってたのに気づいてたか?」
「ああ。これが最後の自動販売機だったら?ってびくびくしてた。」
カコンっ
信也がラムネの蓋を使って、栓代わりのビー玉をビンの中に押しやった。
プシュー
「おわああああ」
ビンから白い泡があふれ出す。
「信也のだけ振っておいた」
康孝がにやりと笑う。
カコンっ
アキラは慎重に蓋を押した。
シュワシュワシュワー
カコンっ カコンっっ
私とかおりもやってみる。
プシューーー
「「きゃああ」」
「はやく、飲めのめ」
康孝は自分のラムネに口をつけながら、わたしとかおりに促した。
全員でラムネのビンを傾けながら、飲む。
私は可笑しくなって笑いながら言う。
「なんだか、顔が違うよ」
信也、アキラ、かおり、私。
それぞれが互いの顔を見合わせる。
「ほんとだ」
「でしょ?」
「顔だけやせた?」
「うーん、雰囲気が違う?」
そこへ、後ろから康孝がラムネのビンを持って現れた。
「余計なものが体から出たんだよ」
「サイダーだ!」
信也とアキラが康孝の腕から、水色のラムネをひったくる。
「そこの売店で一本300円で買った。」
「高!」
康孝は私とかおりにもラムネを渡す。
「途中の自動販売機の値段が、上に来るほど高くなってたのに気づいてたか?」
「ああ。これが最後の自動販売機だったら?ってびくびくしてた。」
カコンっ
信也がラムネの蓋を使って、栓代わりのビー玉をビンの中に押しやった。
プシュー
「おわああああ」
ビンから白い泡があふれ出す。
「信也のだけ振っておいた」
康孝がにやりと笑う。
カコンっ
アキラは慎重に蓋を押した。
シュワシュワシュワー
カコンっ カコンっっ
私とかおりもやってみる。
プシューーー
「「きゃああ」」
「はやく、飲めのめ」
康孝は自分のラムネに口をつけながら、わたしとかおりに促した。
全員でラムネのビンを傾けながら、飲む。