保育士は超アイドル!〜恋していいですか?〜
短い廊下の横の中庭には、可愛らしいピンクのコスモスがたくさん風に揺れていた。
柚はこの花たちに毎日癒されている。
コスモスは柚の大好きな花。
「ごめんなさいね。忙しいのに」
園長は後ろの柚を振り返らずに話しかける。
「いえ。大丈夫です。花先生がいますから」
「そうねぇ。花先生もずいぶん、しっかりしたわよね。柚先生のおかげよ」
「いいえ。私は何も。園長先生のご指導のお陰です」
花は入った頃はおどおどするばっかりで、気付けば部屋の隅で柚からの指示をじっと待っているだけだった。
今では小さい子供たちの相手も慣れて、クラスも受け持つほど。
「あなたにはまだまだ頑張ってもらわないとね」
園長はフフッと笑った。
柚はこの花たちに毎日癒されている。
コスモスは柚の大好きな花。
「ごめんなさいね。忙しいのに」
園長は後ろの柚を振り返らずに話しかける。
「いえ。大丈夫です。花先生がいますから」
「そうねぇ。花先生もずいぶん、しっかりしたわよね。柚先生のおかげよ」
「いいえ。私は何も。園長先生のご指導のお陰です」
花は入った頃はおどおどするばっかりで、気付けば部屋の隅で柚からの指示をじっと待っているだけだった。
今では小さい子供たちの相手も慣れて、クラスも受け持つほど。
「あなたにはまだまだ頑張ってもらわないとね」
園長はフフッと笑った。