君が、好きだった。
プロローグ




「いつから好きだったの?」


「一年前?」


「じゃあ、去年の誕生日ケーキ買って頃?」


「いや、それよりは前。」


「え、一年以上前じゃん。」


「そだね。」


「…その頃はあたしも好きだったよ。」


「思い出した。」


「ん?」


「愛華のこと、好きになったのは…」




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