君の傍。





涼はそう言うと、乱暴に上履きを投げ置くと、靴を履きかえた。








さっき言っていた僕に告白してきた子は、皆さんがお気づきの通り、李夜桜です。







名前はほとんど同じなのにどうしてこんなに違うのだろう?








僕は涼<りょう>で、彼女は李夜桜<りよう>。






よが小さいか大きいかの差なんだよ!?







李夜桜を見るとつくづく思う。











神様は、不公平。







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